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ROTARY CLUB
Weekly Report
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東京六本木ロータリークラブ会長
平成30年6月4日発行 第565号
2017・2018年度 No.39
クラブ協議会
「本年度を振り返って ~各委員会・委員長報告~」
場所 グランドハイアット東京
クラブからのお知らせ平成30年5月28日
渡辺会長挨拶
みなさん、こんにちは!
さて、先週のロータリー活動ですが、ミクロネシアより、来日いたしましたシゲタ・ダイアナ・カリンさんは、麗澤大学の同世代の学生達のサポートを頂き、キャンパスライフからディズニーシー、浅草下町巡りとバラエティに富んだ一週間を過ごし、5月26日土曜日、無事に成田より帰国されました。成田への送り、谷口さんお世話になりました。また帰国前日には、角山さんにお口添え頂き、アジア会館にて、送別会を開催いたしました。滞在中は、山中さんの学校の女子寮にお世話になりました。皆様の、ご協力に感謝申し上げます。
また昨日は、六本木をきれいにする会との共催で、六本木クリーンアップ「六本木アートナイトスペシャル2018」が開催されました。ミッドタウンに集合して、ヒルズアリーナまで各班に分かれごみ拾いを致しました。天候に恵まれ、汗ばむ陽気でしたが、地元の皆様と交流して参りました。ご参加の皆様、ありがとうございました。
報道番組での情報ですが、以前に卓話で、eスポーツにつきましてお話を頂きましたが、この度、2019年の「茨城国体」で、「都道府県対抗eスポーツ大会」の開催が発表されました。お話を聞いたばかりでしたので驚きました。種目は、サッカーゲームの「ウィイニングイレブン」が採用になり、他の種目も検討中であるとの報道でした。着々と・・・・といった感じでございます。
また、もう一つ、銀座・日本橋グループも協力して活動を推進して来ました、昭和38年、東京オリンピックにあわせて開通した日本橋の真上にかかる、首都高速の地下移設は、いよいよ2年後の東京オリンピック後に、東京駅の北側、山手線や東北新幹線などをまたぐ場所から、江戸橋ジャンクションまでの1,2kmの区間の工事が始まるようです。但し、非常に難しい工事のようで、日本橋の上から青い空が見えるようになるまでには20年以上かかるようです。
本日の卓話は、今季最後の卓話例会となりますが、プログラム委員会の委員長として1年間、今年も素晴らしい方をお招きいただき充実した卓話でしたが、最終回は、苅田さんにご登場いただき、来年4月30日天皇陛下はご退位されますが、長年、陛下のおそばにいらした苅田さんにそのお話を伺います。苅田さん、どうぞ宜しくお願い致します。
最後に、先週卓話でお招きいたしました田辺由美先生より、卓話講師料をニコニコへご寄付頂きました。末松ニコニコボックス委員長にお渡し致しました。先生の取り組みの「サクラアワード」の受賞ワインは、ワインショップに行きますとボトルのネックに桜の花をあしらって受賞メダルの丸いシールが張られているのが目印です。世界のワインが選ばれておりますので、是非みかけたらお試しください。
(記:渡辺会長)
幹事報告
- 2017-18年度「活動報告」の提出の御礼と次回例会について
次回6月4日(月)の例会は、各委員長より1年間の活動の総括をし、発表して頂きます。各委員長の皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
尚、万一委員長が欠席される場合は、副委員長などにご挨拶の引継ぎをお願いし事務局か幹事に連絡をお願いいたします。
以上
(記:安部幹事)
次年度幹事報告
2018-2019各委員長の活動方針の締め切りは、6月1日(金曜日)です。
どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
(記:柏原次年度幹事)
会員卓話『皇室の思い出――即位の礼と大嘗祭を中心に』平成30年5月28日
苅田 吉夫会員
はじめに
陛下のご退位まで一年間を切る。
30年近く慣れ親しんできた「平成」が変わることに感無量
会長から御即位に関連した皇室の話をしてほしいとのご依頼を受けたので、私の宮内庁での初仕事だった平成の御代替わりにつき記憶をたどりながらお話ししてみたい。
天皇の御代替わり
今回の御代替わりは特別。すなわち生前御退位
生前御退位は歴史上は10回ぐらいあった。明治憲法で近代国家が成立し、皇室典範で皇室制度が明確になってからは、御退位の規定が設けられず、常にご逝去をもって御代替わりが行われてきた。
今回は天皇陛下ご自身が記者会見で生前御退位の意思を示され、国民の多数は長い間ご苦労された陛下がご退位をなさることを支持した。これを受けて、政府もその方向で動いた。
法律的には天皇は国政に参画しないという規定との整合性の問題で決めるのに手間取ったが、ご希望どおりのところに落ち着いた。
今回の御即位と平成の御即位との相違点。
- 御葬儀と御即位が分かれる。御即位の日をあらかじめ決めることができる。
昭和天皇の場合長くご病気が続いたので、不安定な時期が長かった。在外公館の準備。悲しみの中のおめでたい行事。 - 前回は新憲法下の初めての即位の礼 すべてを新憲法の規定に照らし吟味し、新しいルールが設けられた。今回は前例がある。前回の方式であまり問題が生じなかったので、ほぼ前回の踏襲で行われるであろう。
- 退位式 初めての儀式 今回まったく新しく決める。H19.4.30
新天皇の即位の儀式 H.19.5.1 - 即位の礼 H19.10.22大嘗祭H19.11.14-15と決定、発表された。
具体的実施方針等はこれから。
ほとんど平成の方式が踏襲されると思われる。
平成の御即位
1989年(昭和64年)1月7日にご逝去。
同日に剣璽等承継の儀、125代天皇として皇位を承継
剣璽とは天の叢雲の剣と勾玉。神鏡は賢所安置
1月9日即位後朝見の儀 三権の長に対し宣言し、総理からお答えする。
2月に大喪の礼 1年間の宮中喪
私は昭和天皇のご逝去のころまだ外務省におり、大喪の礼や1年間の喪中の大半をワシントンの駐米大使館の公使として勤務。平成2年のはじめに帰国。宮内庁に式部副長として出向することになった。
宮内庁では、喪明けとともに秋の大礼行事の準備に大わらわ。右も左もわからぬまま準備作業に巻き込まれた。私は外事担当の副長だったので、外国人記者団の応対にかなり時間を費やした。
60年余にわたり、戦前、戦後を通じて天皇の地位にあった昭和天皇の崩御は大変に大きな出来事で、一つの時代の終わり、国の内外で各人にいろいろな思いがあった。外国人記者担当をしていたので、特に外国人記者がどういうところに関心を持っていたかがよくわかった。昭和天皇はどんな人?天皇が神格化された時代があったので、本当に神と思われていたのか?宮中祭祀、特に即位の際の大嘗祭の意味、具体的に何がおこなわれるのか?この点は国内的にも、大嘗祭の宗教的色彩、憲法の政経分離との関係、当時は国内の保守革新間で天皇の地位役割に関してもいろいろ議論があり、戦争責任論なども議論に上ることもあった。
こういう内外情勢に配慮しながら何が最もふさわしい形の式典になるかが、宮内庁を含め、政府各関係部局で慎重に検討された。検討の様子が外に漏れるといろいろな雑音が入るということで、極秘裏に検討が進み、ギリギリまで発表は抑えられた。
こうして新しい即位の礼、大嘗祭の細目が決定。
大原則。過去の伝統を最大限に継承する。長い歴史を持つ伝統は極力続けていきたい。
新憲法に照らし、変更を必要とする箇所のみ変更を加える。
規模、予算については現状に照らして決める。
このような原則のもとに新しい方式が決定された。
即位の礼については、それほど古くから決まった形があるわけではなく、時代に応じて変遷がある。時の権力との関係、仏教とのかかわり、などで変遷がある。現在の形になったのは大正天皇の即位の礼から。大正天皇の即位礼が法律化され、これをベースに検討され、それに近い形となった。
外国の賓客を招くのも大正天皇から。その時は40名弱。
前回は国交のあるすべての国に招待状を出し、158か国の代表が出席。元首66か国、祝賀使節等95か国、(国連、EUを含む)
高御座たかみくら、御帳台みちょうだいが京都御所から皇居に運ばれて、修復後皇居正殿に安置。
賢所大前の儀、皇祖に即位のことを報告。
正殿の儀 中心行事。国の内外に即位について闡明し、国の内外からの祝福を受ける。(人目に付くように廊下を歩く)
祝賀御列の儀 宮殿から赤坂までパレード 国民の祝福を受ける。
饗宴の儀 外国使節を招いての宴会、3日間にわたり2900人。
園遊会 外国の元首以下の賓客、国の要人を招待。チャールズ皇太子とダイアナ妃
即位の礼の準備の一年間といってもその他の行事も沢山あり、第一年目から多くの宮中行事に巻き込まれた。即位の礼の前に、その年は一年間の喪のために賓客を呼ばなかったこともあって外国からの訪問客が多く、スウェーデン国王、アラブ首長国連邦大統領(国賓)、大韓民国の蘆泰愚大統領、シアヌーク殿下、メキシコ大統領、ルクセンブルグ殿下など多くの外国賓客が訪れている。宮中儀式もいろいろあり、こうした行事などを通じて、少しずつ宮内庁の雰囲気にも慣れてきた。両陛下のお人柄やお考えに接する機会もかなり多くあった。しかしまだ副長で、陛下と直接打ち合わせをするのは式部官長が圧倒的に多く、気楽な面もあったが、その中で私が直接仰せつかった案件が一つあった。それは、アメリカの著名な科学雑誌サイエンスから陛下に対して寄稿の要請があり、これを受けて江戸時代の日本における医学の発達に関する寄稿をされることになり、その英語の相談役を仰せつかった。このため猛烈な勉強や調査をすることになったが、ほとんど毎日のようにお召しがあって、英訳についてご相談したおかげで、陛下のきわめて緻密なお人柄、些細なことでもとことん納得できるまで極めるご性格がよく理解できた。寄稿記事の文末の注で、Einlish translation was helped by Yoshio Karita と書いていただいたのは私の一生の思い出である。
即位の礼苦労話。
外国プレスへの記者ブリーフ。英語でやらねばならぬ。今まで外交で使っていたのと全く違う言葉が次々と出てくる。宮中三殿。賢所。大嘗祭。
外国賓客の席順。150人をプロトコール順に並べる。王室の元首、大統領、首相、着任順で処理できる。しかし応用問題が多い。皇太子と大統領、大統領の中では着任順。カナダ、オーストラリアのような英連邦国家の総督、原則をきちんと立てて説明ができる範囲で配慮する。
事務方の最大の苦労は饗宴の儀の席割。何百人のゲストが一応不満を持たないような順序を考える。途中でどんどん変更や欠席が出る。その都度作り直し。毎晩ほとんど徹夜でした。と言っていた。
大嘗祭について
大嘗祭は稲作事業を中心にしたわが久野の社会に古の昔から伝承されてきた収穫儀礼に根ざしたもの。天皇陛下がお即位後初めて大嘗宮において東西の地方から収穫したお米や粟を皇祖及び天神地祇にお供えになり、自らも召し上がって、五穀豊穣、国民の安寧を感謝し、祈念される儀式である。
現在の姿になったのは比較的新しい即位の礼に比べて、大嘗祭は10世紀ごろにははほぼ確立し、それが今まで続いている。
大嘗祭の意義 天皇陛下が即位後初めて大嘗宮で新穀を皇祖・天照大神と天神地祇に供え、自らも召し上がり、神々に安寧と五穀豊穣を感謝し、その継続を国家国民のために祈る。
悠紀殿、主基田(東日本、西日本の水田)皇居の神殿前庭で、斉田点定の儀で方向が決まり、場所、人を決定。作られた新米約20キロを皇居に運び込み、ご飯、白酒、黒酒を造り、お供え。神饌として備えられ、宴会の席に並べられた。
大嘗宮の造営。地鎮祭、古代と同じ形式で建設。
大嘗祭の当日
夕刻6時半に悠紀殿の儀が始まり、約3時間で終了、3時間の休息ののち、同様に主基田の儀が約3時間行われた。
男子皇族と同じ部屋に着床、女子皇族は別の部屋に着床。
陛下は悠紀殿にお入り、楽師が古来からの音楽を奏し、
神饌行立開始。27人の嘗典、采女が供え物を2列になって悠紀殿へ。米、粟、鮮魚、干物、果物、お汁、ご飯、白酒、黒酒・・・
7時ごろ、嘗典がオーシーと発声、神楽歌が流れ、白い帳が下される。
中の様子は誰もわからないが、御座に座られた陛下は相対しておかれた皇祖・天照大神をお迎えする神座に神饌をお供えし、拝礼して五穀豊穣を感謝し、国民の安寧を祈念するお告文を読み上げられた。自ら米粟のご飯を食べ、白酒、黒酒を直会をされたという。3時間のお休みののち、主基田で同様の所作を繰り返された。
ぼんぼりの薄明りのみの神秘的な雰囲気。楽部の奏する緩やかの古代の調べ。
雪洞の明かりが消されて我々の部屋は真の闇。睡魔との戦い。
私は皇太子殿下、男子皇族がお座りになっている小忌の偓舎という部屋で衣冠束帯姿で座っていた。(3時間という長時間じっと座っている中で、木靴や、足袋が取れてしまった失敗談。)
この大嘗祭は即位の直後に行われる一回限りの行事であるが、毎年、新嘗祭として秋に皇居の賢所の一郭にある建物で行われているものと基本的には同様の目的の祭祀である。宵の儀、暁の儀各2時間ぐらい。これからの皇室
新憲法にいう国家と国民の統合の象徴という位置づけを両陛下はとても気に入っておられる。日本人にとっても精神的なよりどころとしての天皇の存在は大きい。逆にこれ以上のお役割を持つことは希望しておられないのではないか。
農耕民族である日本人の素朴な神への信仰を集約したのが皇室における宮中祭祀。皇室の行事の中でもとても大きい。それを最も完璧な形であらわすのが大嘗祭。このことがよく理解できた。大嘗祭は即位後一回限り、一世一代の行事。毎年の新嘗祭も本質は全く同じ。宗教というよりも民族の自然な神への祈り。文化と歴史の象徴でもある。今後も末永く続いて行ってほしい。天皇制も日本あってのもの。日本人がしっかりこの日本の国土と文化を守り抜いてほしい。
ニコニコBOX情報
田辺由美さん
前回の講演料
苅田 吉夫さん
本日は卓話をきいていただきありがとうございます!
大橋 裕治さん
苅田さんの卓話を楽しみにしておりました。何卒よろしくお願い申し上げます。
齋藤 明子さん
苅田さん。卓話を楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
篠塚 博さん
苅田さんの卓話楽しみにしております。
末松 亜斗夢さん
苅田さん、本日の卓話を大変楽しみにしております。
杉本 潤さん
苅田さん、本日の卓話、有難うございます。
谷口 郁夫さん
苅田さん、卓話何卒よろしくお願いいたします。
宇佐見 千嘉さん
雨にぬれた紫陽花の美しい頃となりました。苅田様本日の卓話を楽しみにさせていただきます。
渡辺 美智子さん
苅田さん、本日の卓話楽しみにしております。
鈴木 聡子さん
苅田さん、貴重なお話を伺える機会、本日楽しみに参りました。宜しくお願い致します。
カトーエミイさん
本日の苅田さんのお話をとても楽しみにしております。
5月28日のお食事

5月28日の例会出席率(暫定)
- 会員の例会出席数(出席率) 31名(69%)
- ゲスト・ビジターの参加者数 2名
※メーキャップを含めていない暫定の人数です。
次回のプログラム
平成30年6月11日
クラブ協議会
次年度会長主催
場所 グランドハイアット東京